企業ホームページでやってはいけないこと

各企業が持っているページ、いわゆる「企業ホームページ」でやってはいけないことを列挙してみる。

いきなり音を鳴らす

 WEBページとして当たり前ですね。やっちゃダメです。会社とかで見てる人もいるしびっくりするよ。

FLASH

 ほとんどのFLASHは無駄です。企業にそんなものを求める人はいません。まあFLASH制作会社とかゲームを作っている会社ならデモとしてはあり。それ以外の会社は変なギミックを組み込むのはやめてください。ぜんぜん面白くないです。

色分けされたレイアウト

 中小企業にありがちなんですが、適当な色分けされたレイアウトはないほうがマシです。デザインセンスのある人ならカッコよくできるかもだけど、普通の人には無理です。すごく気を使わないと安っぽくなるしかない。別に色分けなくてもよくないですか?

変なロゴ画像がでかでかと表示される

 会社のロゴを前面に出す必要ないです。カッコいいロゴならまああってもいいんですけど、普通は社名さえわかればいいので、凝ったロゴなんていらないです。デザイン系の会社は別かもですが。

社長が夢みたいなことを語る

 ダメな企業かどうかがわかっていいんですが、「この企業に仕事を依頼しよう」とか「就職しよう」と思う人を選別していると思いますです。選別する意図があるのならしかたありませんが、普通はなるべく現実的なことを書いた方がいいです。

欧米人の写真を使う

 フリー素材とかを使ってるんだと思いますけど、すごく嘘っぽいです。実際にその企業で働いているメインの従業員が欧米人ならまだ話はわかりますが、それにしてもあまり意味がないです。写真を使うのであれば、あまり嘘っぽさのないものにしたほうがいい。 

従業員の写真をそのまま使う

 かと言って従業員の写真をそのまま使うのはダメなことが多いです。彼らはモデルではないので。いい写真を使わないとサイトとしての美しさが損なわれる。もしも使うなら写真はかなり選んだほうがいいし、写真を選べないのであれば可能な限り小さく載せましょう。

文章量が少ない

 会社の内容がさっぱりわからないサイトが多い。文章量が少ないと「内容のない会社」というように見えます。最低限、業務内容や過去の業績についてはある程度のボリュームを持って書いたほうがいいです。業績については全般的にもっと自慢していいのですが、控えめな会社が多すぎだと思います。「この会社の素晴らしさ」について力説するコンテンツが一つくらいあってもいい。他の会社とどこが違うのかさっぱりわからない。社長の人となりがわかるものも必要です。どういう人で何を重視して生きてきたのかを書いてほしい。個人的には会社間の違いをもっと意識してほしいです。企業ページの水準をクリアした上で、「他の会社とはうちはこのように違うのだ」という点についてもっと意識的であってほしい。 

「最近のニュース」が長い間更新されていない

 一ヶ月に一回は更新すべきです。死んでいるサイトに見えるし、 サイトが更新されていないと「この会社は大丈夫なのか?」という気持ちになります。実際には忙しくて更新できないのだとは思いますが、「余裕のない会社だ」という印象を持たれます。もしも更新するつもりがないのであれば、「最近のニュース」などの変化するコンテンツは削除しましょう。

ブラウザによって挙動が異なる。正常に動作しないことがある

 現存するあらゆるブラウザで確認してください。「IEしか対応しない」とかダメです。企業のサイトなんですからアクセス出来ない人がいることは直接に収入に関わりますよ?企業サイトはギミックよりも安定性や確実性を重視するべきです。ブラウザによって挙動が異ったり変な挙動だと「不安定で適当な企業だ」という印象を持ちます。

リンク切れ

企業としての信頼性を疑います。WEB関連企業としては問題で、リンク切れを放置している会社には仕事頼みたくないです。人間に対して印象が悪いだけではなくSEO的にも問題です。

単語が間違っていたり、文章表現が曖昧

文章はなるべく多くの人に読んでもらいましょう。わかりにくい表現や曖昧な表現は、よりはっきりした表現に書き換えましょう。「よりよいシステムを提供する」とか「高い技術力」という表現を根拠なく使うと知性を疑われるのでやめたほうがよいかと思われます。カタカナ単語を連発すると信頼性が低くなります。

とりあえずこんな感じで。気がついたら随時追加します。