痴漢を見つけたら非常ボタンを押せ

今までちょっと不思議だったんですけど、
電車で痴漢を見つけたとしていったいどうやって駅員を呼べばいいんだろう。

だって通勤電車ってメチャメチャ混んでるし、駅員を呼びたくてもそもそも移動できないんですよ？
移動をはじめたとしても駅員の居る場所まで辿りつかないといけないし、
そこから駅員を連れて元の場所に戻るには時間がかかりすぎます。
そんなことをしている間に次の駅についてしまう。
だったらはじめから駅に着くのを待っていたほうがいい。

しかし、時間が経過すると痴漢の人が逃げてしまうかもしれないし、
後で捕まえようとすると誤認の可能性がどんどん高まる。
映画「それでもボクはやってない」みたいに冤罪が増える土壌を作ってしまうんです。
可能な限り早く捕まえるに越したことはないんです。

そこでどうするべきかというと、回答は「非常ボタンを押せばいい」んです。

非常ボタン：車内で痴漢　近くの乗客押す　ＪＲ東海道線

えー。
すごい、止めていいんだ。
ちょっとびっくりです。
ううむ、実際に現場にいたらちょっと躊躇われると思います。
電車を止めてしまうわけなので、朝などのダイヤが密集している時間などでは何万人もの人に影響が出てしまう。
（電車なんて毎日遅れていますけどもやはり心理的には抵抗があります）
間違いとかプレイだったら困りますし。

「痴漢を通報する義務」というものがあるのかと思ってぐぐってみたけど見当たりませんでした。
一応、今のところは義務ではないみたいです。まあ一般社会的なモラルを遵守する立場としては通報するべきでしょうね。

車内に不審者?がいたので非常ボタンを押して通報しましたが・・・というスレッドもあります。

不必要な場面で押して賠償を要求された、とかいう話もありますしボタンを押すのは勇気がいりますね。
これってみんなが押すようになると社会問題化しそうな気がします。
当面は痴漢発見による通報で罰せられることはないようなので、今のうちに機会があったら押してみることにします。

ただ、困ったことに自分は目が悪いせいか今まで一度も痴漢を発見したことがないんですよね。
この調子では一生押せそうにありません。
何年も電車に乗っているのに一度も見たことがないってのは、どういう原因なんだろう。
１、実際に痴漢する人ってのは少ない
２、自分の注意力が足りない
３、考え事をしているので周りを見ていない
４、電車が混みすぎていて発見不能

うーん、どの理由も当てはまりそう。

過去の記憶を辿ってみると、電車を降りたところで痴漢の人が捕まってるのは見たことあります。
すごく化粧の濃い女子高生の女の子（昔で言うガングロ？）とおじさんと駅員がなにやら言い争ってました。
自分はそういう化粧の濃い女の子というのはぜんぜんエロティックに感じなかったので、「人の好みというのは様々だな」と思ったことがあります。
でも、電車を止めるためには降りる前に発見しないとね（目的が変わっている）
まずは痴漢を発見する注意力を養わないといけないようです。

このブログでは以前に「刑事裁判で有罪になる確率」という関連エントリがあります。
　　

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